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院長の想い
院長の想い
医院方針
当院は今年、開院20周年を迎えました。これまでたくさんのいろいろな方と接する事ができました。これからも毎日少しでも手助けできればいいなと考えています。
クリニックに来院される患者様方は自分自身の物語を生きていると思います。その日常の生活を想像して少しでも手助けすることが医師の最重要な役割であると考えています。例えば、「第6話 入院」という章だけ成功すればいいわけではありません。その前の章も、そして「第7話 退院後の生活」のシナリオも重要であると考えます。続編もあるかもしれません。自分は医師として、患者様方の物語におぼれてしまってはいけない想いで診療にあたっています。
おぼれてしまっては横道にそれ前進できないからです。
医学、医療のプロフェッショナルとしてのバランス感覚を持ち医学と患者様方の物語との間を行き来しながら、自分の立ち位置を考える「しなやかさ」が大切であると思います。険しい顔をして来院されても安らかな気持ちでお帰りいただけるような関係を築けるクリニックにしていきたいと思います。
患者様への思い
ウルトラマンよりアンパンマン
ウルトラマンは、M78星雲という遠いところからやってきます。地球の科学特捜隊とは話をせず、毎回新しい怪獣を相手に1人で戦い、ウルトラビームを放ち3分で帰っていきます。一方、アンパンマンは、町の地域で育ち、平時もウロウロしており、仲間たちとよくしゃべります。毎回バイキンマンと戦い得意技はアンパンチで、ジャムおじさんがバックアップしてくれます。
大事なのはみんなの幸せを願うことです。 どちらが良く、どちらが悪いという話ではないですが、大学病院などで先進医療や救急医療に従事するウルトラマンはもちろん必要です。しかし自分は地域に貢献できるアンパンマンを目指します。気になることが有りましたらいつでもご連絡ください。こころよりお待ちしています。